10年くらい前に読んだ本「日本の朝鮮文化」 を先週読み返した。
http://www.geocities.jp/pilgrim_reader/japan/korea_1.html
古代朝鮮半島の南部には、日本の統治機関である任那日本府があった。660年に親日派の百済が滅亡し、678年白村江の戦いで唐・新羅連合軍に敗れてから日本は朝鮮半島に対する影響力を失った。この時期に百済から大量の渡来人が日本に来る。平安京に遷都した桓武天皇の母上は、この百済の王族の末裔であるのは有名な話。
この本では、「古代国家は国境が不明瞭だから、朝鮮半島と日本列島が別の国である意識は薄かったはず」と書いているが、その通りだと思う。古代人は、九州四国に行くのと同じ感覚で、朝鮮半島南部と大和を往来していたと考えるのが自然かも。そもそも渡来人が外国人として扱われていたかも微妙。
しかし、日本文化の起源が朝鮮半島であるかのような記述には納得できない。6~7世紀は大和朝廷が朝鮮半島南部を事実上支配していたと考えるほうが説明しやすい。前方後円墳は日本のほうが立派だし。よく誤解されることだが、現代の朝鮮人は朝鮮半島北部にいたツングース系騎馬民族の契丹がルーツとされており、新羅・百済とは別民族と言われている。仏教は百済を経由して日本に伝来されたがそれは朝鮮人の功績ではない。
大和朝廷のルーツは、一般に騎馬民族と考えられている。状況からして朝鮮半島から日本に来た可能性が高い。日本は韓国起源を唱えている韓国人学者はこの点を強調するが、現代の日本・韓国の文化は共通点が少ないことは周知の通り。大和朝廷の祖先は、朝鮮半島出身いうより、どこか遠い国から朝鮮半島を経て日本に来たと考えるのが妥当だろう。
白村江の戦い以降、朝鮮は新羅・高麗などの統一王朝によって支配されたが、唐から清までの間、中国に頭上がらない国家になった。清の時代、毎年数百人単位の女性を貢物として差し出したらしい。
現在の韓国がやたら起源説を唱えるているのは、自国の歴史文化として誇れるものが何もないことを知っているから。国家として生き延びるために政治文化両面で中国の言いなりになったのは仕方ない。でも「我が国は日本以前に他国に占領された時代はない」として、かつての宗主国である中国を訴えるのは、礼節に欠く行為であると思う。。
この本読んだ直後、白村江戦い後の日本の行動が記された墓誌が発見された。
http://www.asahi.com/culture/update/1022/TKY201110220586.html
これまで「日本」の呼称は、701年の大宝律令が最初と考えられていた。今回の発見は、日本の呼称が大宝律令より前に唐で定着していたことを示す。しかし、百済の将軍がなぜ唐にいたのかね。ひょっとして日本を裏切った?
●地震予知 (注 オカルトネタではない) 2003年に、アマチュア天文家の串田嘉男氏によるFM波を利用した地震予知が話題になったことがある。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B2%E7%94%B0%E5%98%89%E7%94%B7 関東で発生した地震をピタリ的中させたのがきっかけとなり、当時TVやネットで広く報道された。学会では無視されているが、もう少し追求すれば科学的に証明できる手法と個人的に思う。 その後、心ない者達が串田氏サイトを荒らしまくったことで、FM波地震予知サイトが閉鎖されてしまった。当時、私も串田氏サイトをよくみていたので無念な思いをした。あのサイトが活用されれば、3.11地震を予知できたかもしれない。 最近、串田氏の手法を継承している地震研究者サイトを発見した。北大の森谷氏は、11年12月~1月にかけて関東沖もしくは東北南部沖で大規模地震が起きると予想している。 http://nanako.sci.hokudai.ac.jp/~moriya/M99.htm この予知がなくても、将来 関東沖もしくは東北南部沖に大地震が起こりうる話に異論ある人はいないだろう。問題はこの大地震によって、かろうじて現状維持している福島原発がどうなるかであるが。 ●福島2号機で核分裂によるキセノン確認 http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011110201000498.html 現在、格納器の冷却装置は機能している。にも関わらず核分裂が起きている。つまり、3月の再臨界で溶けて外に漏れた核燃料が、格納器の外で核分裂起こしていると解釈するしかない。 今のままでは、福島の土地をいくら除染しても焼け石に水。制御棒でも水冷でも制御できないので、ただじっと核分裂が進むのを見守るしかないのか。
私は昔から千葉県が大嫌いです。住宅だらけで文化施設がない(あっても酷いデザインの建物しかない)、歴史名所が少ない、自然は豊富だが人の手入れが少なくて楽しめない、とか色々理由あります。嫌いな理由の1位は、殆どの住民が地元への愛着が薄いこと。 高校生のとき、私は関西の大学に行くことを望んでいました。歴史名所が多く地元を自慢する関西人がうらやましかったからです。結果、大学受験は思い通りに行かず仙台に住むことになりましたが、東京の大学でなく地方の大学に行ったのは千葉県から少しでも離れた土地に住みたくなかったから。文化施設・歴史名所が多いだけでなく四季折々の生活も楽しめる仙台は大変住み心地の良い街でした。今でも実家がある君津より仙台のほうが好きです。 千葉と同じ東京ベッドタウンの神奈川も、関西ほど地元愛が強いわけではないが。自分の住んでいる地域をそれなに大事にしていると思う。 私の持ち家がある新百合ヶ丘は、小田急多摩線ができる前は田ンボしかない土地だった。40年前なら、新百合ヶ丘より木更津のほうがずっと都会だった。しかし、今や新百合ヶ丘は芸能人が住む高級住宅地になり、木更津駅前はシャター商店街の象徴になった。 千葉の京葉工業地帯は縮小傾向だが、それは川崎をはじめとする京浜工業地帯でも同じこと。しかし神奈川では、工場跡地が商業施設や巨大マンション群に変身し、街は継続して発展している。一方、房総地域は工場規模縮小に連動して人口減少がとまらず、木更津君津のスーパーは相次いで撤退した。バブル期に発展した幕張周辺は昔より活気がなく会社が増える気配なし。 ここまで神奈川が栄えたのは、立地条件の良さ以外に理由ないでしょう。私は横浜市の外れに6年間住んだことがあるが、いたるところ坂道と狭い道路ばかりでお世辞にも住みやすいト土地とはいえない。東京へのアクセスが不便だったら間違いなく住んでいなかった。神奈川は東海道にも近くて、箱根・丹沢湖・富士山など自然を満喫できる観光名所が多いという利点をもっている。他の地域と全く繋がっていない上に観光名所が乏しい千葉県は、最初から地理的弱点を持っている。埼玉は関越道・東北道と繋がっている。茨城は常磐道と繋がっている。千葉県しかつながらない道路を作っても有効活用されないのは当然。 文句を言うのはここまで。これから解決案を記します。千葉の人口を増やすには、工場誘致でなく観光地を充実させるのが有効と思います。円高とグローバル化により、今や工場海外移転が当たり前になっている。九州への工場誘致は衰えていないが、それは地元就職希望者が多くて継続的な人材確保が見込めるから。地元定着率が低い千葉県に工場設立するのは雇用面でのリスク高く、誘致は期待できないでしょう。 この間私が行った曼殊沙華の里のように、花をたくさん植えただけの観光名所が最近増えています。秩父の羊山公園など、元々何もない山奥の土地だった。でも最近は芝桜の名所として毎日多くの観光客がバスツアーで訪れています。ああいうのをアクアラインIC近くに作り、東京への近さをアピールすれば間違いなく流行るでしょう。観光客がたくさん来ればショッピングモールなどの商業施設も誘致しやすくなり、雇用を拡大できる。 地元に活気が戻れば、わざわざ観光名所に「東京」と名付けるような自虐的なことはしなくなるでしょう。それでも千葉県民が地元への愛着をもてず「東京」の名称をつけたいなら、いっそのこと千葉県を東京都に編入させればよい。
オカルト系ネタ。
最近は休憩するときにオーパーツ関連の本を読んでいる。
オーパーツ「OOPARTS」 :それらが発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる物品を指す。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%84
マヤ文明の水晶ドクロ、コスタリカの真球、インドの錆びない鉄柱が有名。エジプトのピラミッドもその一つ。
インドのモヘンジョダロ遺跡には、古代核戦争の痕跡と思われる地層あることから、オーパーツとして扱われることがある。
http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-category-40.html (このサイトではプラズマ兵器説で説明)
私がこの話を最初に知ったのは、高校2年の世界史の授業。当時の先生は「非常に計画的に作られた都市であるが、人骨がほとんど見つからない謎だらけの遺跡。中性子爆弾で壊滅したという噂もある」と言っていた。
古代インドの文献「マハーラーバータ」「ラーマーヤナ」「リグ・ヴェーダ」にも核戦争と思われる記述がある。http://www.benedict.co.jp/Smalltalk/talk-55.htm
これら文献の戦争に関する記述では、「ヴィマーナ」という飛行船がたびたび出てくる。ヴィマーナは大気圏だけでなく大気圏外への航行も可能。戦争の記述はまるでスターウォーズ。(これも世界史の授業で教えられた)。紀元前10世紀頃の文献ヴィマニカ・シャストラでは、このヴィマーナの技術解説とパイロットの訓練方法がビッシリと記載されている。古代以降かわってから、ヴィマーナは神の象徴とされるようになった。インドでよくみかける宮殿の突端部装飾はヴィマーナを模したもの。
これらの記述がオカルト扱いされているのは、マハーラーバタの記述が「古代人の逞しい想像力のタマモノ」として一般に扱われているため。ヴィマニカ・シャストラは、現代でいえばSFアニメの解説書、たとえばガンダム百科事典に相当するのだろう。
でも、機械を見たことがない(はずの)古代人がどうして飛行船を想像できるだろうか。カンダムの起源はチェコ小説家が1921年に書いた小説「ロボット」」であるが、現代人がロボットをイメージできるのは18世紀以降できた産業機械を日常的に見ているからでは。
キリストの時代から中世までの間に飛行船が記された空想小説は全くないけど、紀元10世紀の人間が飛行船を詳細に記述している。遥か昔に高度な古代文明があって本当に飛行船が存在したと考えるほうが自然だろう。
飛行船や宇宙船の言い伝えは、古代インドだけでなく、メソポタミア文明・中南米・南米・北米・中国にもある。
有名なのはコロンビアのロケット型土偶http://blog.livedoor.jp/fushigi7/archives/17237509.html
立ち読みした本の紹介。 ネットでは「3.11地震は人為的に作られた」 説が出回っている。 大地震の発生日には規則性があり、月日もしくは年月日を合計すると18(=悪魔の数字666の足し算)になる。これが人工説の根拠の一つらしい 阪神大震災 1995年1月17日 1+17=18 四川地震 2008年5月12日 2+8+5+1+2=18 東日本大震災 2011年3月11日 2+11+3+1+1=18 その他この説について調べたければ、「地震兵器」「人工地震」でググれば一通り知ることができる。この本の特徴は、地震兵器が使われるに至った政治的背景を詳しく書いているところ。 私は1年前に2chオカルト板スレで「阪神大震災は人工地震」説を知ったので、3.11前から馴染みがある。とにかくコジツケが多く突っ込みどころ満載の説だが、私はフィクション(SF?)として楽しんでいる。似たような説で 「9.11同時多発テロ=自作自演」 というものがあるが、 こちらのほうがずっと説得力がある。